ビジネスの型や作る目的によって
適したサイトは違ってくるよ。

地域密着の店舗型ビジネス

まずはGoogleマイビジネスに登録して、必要事項をもれなく入力

それだけで集客が見込めるなら、Webサイトはつくらなくてもよい

「新規の顧客を開拓したいよ!」「遠方からもお客さん来て~!」「海外のインバウンドも狙っちゃおう!」
だったら、まずはSNSでビジネス用のアカウントを作って様子見て

「GoogleマイビジネスとSNSだけでは店の良さを存分に知ってもらえないよ!」
だったら、Webサイトも作っちゃおう

全国展開型ビジネス

迷わずWebサイトかLPを作ることをお勧めします

しかし、作っただけじゃ集客は見込めない

コストはかかるが短期で結果を出したい

  1. Web広告を出稿
  2. LPで集客。サイト開発者の思惑通り、"購入ボタン"や"お問い合わせボタン"をクリックしてくれたらハッピー
  3. ただ、LPは一般に1つの商品やサービスに特化されるため、そこからWebサイトに誘導して 他の商品・サービスも見てもらい、ついでに買ってもらえればもっとハッピー
  4. どんなによくできたLPであっても、そもそもの商品・サービスがイマイチだったら誰も買わない

費用をかけてweb広告を出稿してもサービスや商品が魅力的でないと、買われない。

コストをかけずに中長期的に結果を出したい

いわゆるコンテンツマーケティングをWebサイトに取り入れる。自社でコンテンツを作っていけるようにWordPressをお勧めします。

"○○のやり方"などのコラムやブログを書いてコンテンツを公開しているとしよう。

  1. 誰かがGoogle検索で"○○のやり方"と検索
  2. あなたのサイトの記事のページがヒットする
  3. 記事にはこのページから店の店舗情報へリンクするよう、さまざまな工夫がされている
  4. サイト開発者の思惑通り、店舗情報へ進み、「この会社いいね!」「買ってみようかな?」って気持ちにさせる
  5. サイト開発者の思惑通り、"購入ボタン"や"お問い合わせボタン"をクリックしてくれたらハッピー
  6. どんなによくかけたコンテンツであっても、どんなによくできたWebサイトであっても、そもそもの商品・サービスがイマイチだったら誰も買わない

検索エンジンが新規のサイトを認識するまで(検索結果に表示されるまで)時間がかかるし、 そもそもユーザーが求めるコンテンツを作っていかないとアクセスは見込めない。ユーザーが何を求めているかを考え、読んでもらえる記事を書くのは 相当な労力がかかる。

アクセス数が増えたとしても、サービスや商品が魅力的でないと、買われない。

どんなサイトにする?

一方的なアピール

店舗外観画像、店舗内画像、住所、電話番号、商品・サービス紹介、営業時間
これらはGoogleマイビジネスにも掲載できる。なのでせっかくWebサイト作るなら、スタッフの紹介や、 近隣情報、商品やサービスが出来たきっかけ、店舗のヒストリー、代表挨拶、、、、このように一度公開してしまえば 数カ月or数年は更新することがない情報のみの掲載であれば、静的サイトでOK

新着情報とかブログとかコラムとか書きたいな

「新商品がでましたよ!期間限定メニューありますよ!な"今"を伝えたい!」 「ユーザー(サイトを見てる人)に商品やサービスによる役立つコラムを執筆して、役立ててほしいな!」 など、自身でTwitter感覚で投稿していけるシステムをWebサイトに求めるなら、WordPressで。
なお、静的サイトにTwitterを埋め込むこともできるし、アメブロなどにリンクを貼ることもできる。 Webサイトには簡単な情報のみでよければ、静的サイトでOK

コンテンツマーケティングとか興味ある

すごく簡単に言うと、サイトのトップページからの流入ではなく、サイトに掲載しているブログやコラム等のコンテンツ記事からのアクセスを狙い、 商品・サービスページへ誘導→購入。これがコンテンツマーケティング。

しかし、ネット検索からサイトに流入というパターンは、検索結果の上位に表示されなければ現実的ではなく、 検索結果の上位に表示されるための労力は相当かかる。そもそも短期的に結果がでるものではない。 まずは潜在顧客がどんなコンテンツを必要としているのか・どんなキーワードを使って検索するのかを調査して、中長期的にコツコツと 記事コンテンツを投稿、アクセス解析、記事の見直し、、、など様々な対策が必要。その代わり、いったんネット検索上位に表示されるようになれば、 広告費を一切かけずに、勝手に集客が出来る、というわけ。これはSEO対策のひとつでもある。

また、やっとネット検索の上位を獲得してアクセス数が増えても、そもそもの商品やサービスが良くなかったら、誰も買わない。

自社でサービスぺージやLPも作れたらいいな

「新商品の宣伝に特化したページを作りたいな!」「期間限定のキャンペーン用のぺージも欲しいな!」「これら自社でできたらいいな!」 なケースでは、WordPressがよき。静的サイトでも作れるが、社内にHTML、CSS(たまにJavScript)が書ける人材がいないと、 自社で作るのは困難だろう。

LPを作るだけじゃアクセスは見込めない。Web広告は必須。

後の拡張を考えている

開発当時は必要なかったけど後になって、「電話受付を効率化するために予約システム付けたいな!」「投稿機能つけてブログとか書いちゃおうかな!」 「ログイン機能を付けて、会員制にしたいな!」な展開が予想されるなら、WordPressにしといた方が良き。

ただ、後の拡張を予想してWordPressにしたものの、「ブログ書いてる暇ないわ~。」「ブログって意外とムズイな~。」となったり、 そもそもいくら簡単に更新できるとはいえ、多少の慣れが必要だし、向き不向きもあるので、そのまま放置…なんてケースも多々あり。

WordPressを放置するのはいろいろと厄介になる。のちに説明する保守管理も必要。これが出来ないなら、WordPressはやめておこう

WordPressは保守管理が必須です

HTML、CSS、JavaScriptの勉強をすっ飛ばしてWebサイトの更新が出来る、とても優秀なWordPressだけど、 WordPressなどのシステムは、サーバー上のプログラムが、ユーザーの要望に応じてデータベースから情報を取り出したり、 新しい情報を受け付けたりして、ユーザーにデータを提供します。 つまり、常に情報がやり取りされ、プログラムが動いている状態です。ここを攻撃したら、プログラムを書き換えたり出来ちゃいます。 それを防ぐため、常にWordPress本体と、プラグインを定期的にアップロード・アップグレードして最新の状態を保つ、といったメンテナンスをしないといけない。 中でも大幅改良のアップグレードの場合は、不具合が起きることもあるので、前もってバックアップをとっておかないといけない。また、 サーバー側で使われているPHPという言語のバージョンアップにより、不具合が起こることもある。 社内にIT担当者や、Webデザイナ―がいても、システムの不具合を直すのは困難だろう。 WordPressは優秀すぎるシステムゆえに、けっこう面倒なのである

メンテナンスは慣れてしまえばさほど難しいものではないけれど、本業の傍らでこれを毎月やるのは面倒、、、となれば、業者に頼んでやってもらおう。